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おんたけ2240でゴンドラ事故

すでにご存知の方も多いと思いますが、昨日の午前十時半頃に長野県木曽郡王滝村にある「おんたけ2240」で、乗客を乗せたゴンドラが突然停止すると言う事故がありました。(情報元:中日新聞

全員が救出されたのは12時間後だったそうで…本当に辛い思いをされたと思います。各紙情報が錯綜していますが、宙づりになっている間、復旧作業に入るのか救助作業に入るのか、乗客とスキー場の間ではっきりとした回答がなかったみたいですし、消防に通報したのがゴンドラに乗っていた乗客の方(ゴンドラ停止から2時間半後)という情報もありました。(スキー場とのやり取りに業を煮やした方の判断だったのかな?)

乗客の方は、寒さと空腹とトイレ(これが一番辛かったと思う…)など、辛い状況が重なって本当に大変だったと思います。
食品関連の事件でもそうですが、こういう時こそ何を最優先にすべきかを考えて行動して欲しいですね。復旧出来る出来ないに関わらず、まず消防や警察に連絡すべき。仮にスキー場側の作業だけで復旧していたとしても、連絡を怠った事を批判されていたでしょう。
1995年にもゴンドラが停止して200人以上が長時間閉じこめられた事故があったようですが、その時の教訓は生かされなかったようですね。

おんたけ2240に限らずですが、二度とこういう「事故後の対応」をしないようにして欲しいと思います。事故を100%未然に防ぐというのは無理ですが、「事故後の対応」ならいくらでも改善できるはずです。
大事なのは「スキー場の評判」ではなく、「乗客の安全」といのを忘れないようにして欲しいと思いました。