行ってきました!あさプラ スノースクートミーティング&スノーモトギャザリング&WIDEボードインプレッション
12日、13日とスノーモトを楽しんで参りました。(またまた1枚も写真も動画も撮ってません(笑)。なので掲載されている画像は全て借り物です。)
最終回となった あさプラ スノースクートミーティング
いよいよ最終回となった「あさプラ スノースクートミーティング」に参加してきました。今回はボク以外に、mixiのスノーモト愛好家東日本副管理人のかじゃぶさんと、Jzさん、3人での参加です。(あと、白馬からもうお1人いらしてました)
それ以外はもちろんスクートのイベントなので皆さんスクートなんですが、なんど総勢50台のスノーバイクが集結しました!(あさひプライムスキー場をご存知でない方はこちらを。>>あさひプライム コースガイド)
ヤバいです(笑)。こんな小さなスキー場にスノーバイクが50台、しかもナイター。
もう感動的でしたね。スノースクートの歴史を見せつけられたというか、底力を見たというか。じゃんけん大会で景品を頂けるということでしたが(ちゃっかりNKSを頂きました)、そんなことをさっ引いてもこの力はスゴイ。
上級者の圧倒的な滑り、素晴らしい指導力で見る間に上達していく初心者、様々な地域から集まったライダーとの気さくな会話。とても心地の良い時間でした。
方向性は少し違うかも知れませんが、ボクらもこのような時間を作れるようになれたらなーと思いましたね。とても勉強になりました。
主催のスノーサイクルワールドさんには本当にお世話になりました。ぜひ来シーズンも参加させて頂きたいと思います。本当にありがとうございました!
(写真はかじゃぶさんの撮影)
スノーモトギャザリングへ
翌日は、新潟県の神立高原スキー場で開催されたスノーモトギャザリング(SMG)に参加してきました。(自分の中ではかなり強行なスケジュール…)
主催は「Tokyo SnowMoto Life~トウキョウ スノーモト ライフ~」の管理人壱さんです。
Photo by makishoさん
今回は、レッスンなど担当せずに自由に滑ってきました。3、4回は訪れていると思いますが、完全に自由に滑ったのは今回が初めてです。なので凄く新鮮でした(笑)。自分が想像していたより広くバリエーションに飛んでいて良いスキー場でしたね。
当日の雪質が良かったせいもありますが、自分なりに色々と滑りを試したり、新しいグラトリにも挑戦してみました。新しいことをするとよく転びます。当日も何回転んだか分からないくらい転びましたねー。何事もチャレンジすることは本当に楽しいです。
前日のあさプラミーティングで一緒だったアンソニさん達とも滑れたし、久しぶりに滑った仲間もいたので、充実した1日を送ることが出来ました。
こういう多くのライダーが集まるイベントはとても貴重です。人が集まるとそれだけ滑りのスタイルがあるわけで、その人たちから自分の好みの滑りを吸収出来るチャンスでもあります。あの人の滑りを真似したっていう人は結構多かったのでは?
会場脇には神立のスタッフの方に多大なご協力を頂いたバニーホップスペースを作って頂きました。やってみると楽しいのですが、なかなかチャレンジする人は少ないですね。見ている人も多かったので気持ちはわかります(笑)。
1回失敗して恥ずかしい思いをするとなんでもないんですけどねー。スノーモト オーナーズサミット(S.O.S)の時も設置する予定ですので、初めての方にもどんどんチャレンジしてもらいたいと思います。ちなみに過去最高記録45cnを5cm更新することが出来ました。とてもかっこよく飛べたとは言えませんが記録は記録です。こういうのは自己満足ですから(笑)。
今回参加して気がついたんですが、神立高原スキー場が例年以上に協力的でしたね。ボクは運営スタッフではありませんので細かいところはわかりませんが、一参加者から見ても明らかに昨年とは違った雰囲気でした。一過性のイベントで終わらせたくない主催者の想いが、スキー場のスタッフの方に伝わったのでしょうか?スキー場、主催者が一緒にイベントを作っているような、スノーバイクを歓迎してくれているような感じを受けてとても良かったです。
なので主催者の壱さんにはもっともっと頑張って頂きましょうか(笑)。当日も色々と大変でしたね。本当にお疲れさまでした!
この日も沢山の方とお話したり声をかけて頂きました。SOSでもお会い出来たら一緒に滑りましょう!(ボクは中級クラスを担当します)
WIDEボードインプレッション
(ワイドボードのインプレに留まっていませんが、乗ってみて感じた素直な感想です。)
ワイドボードは乗り辛い、けど乗りこなせばこんなに乗りやすい、楽しいボードは他に無いです。
乗り辛い原因はナローボードに慣れ過ぎた自分自身のライディングに原因があります。
これまでのナローボードを装備したS28やA28(特にS28)は、誰でも簡単に乗れる機種です。スノーモトの特徴であり最大の武器でもあると思っています。ボクもその恩恵を受けていた1人です。
ただ、シビアなコントロールを要求されない分、基本的な動作が疎かになってしまうことがあります。(適切な指導をしてくれる人がいる場合は別)
以前日記にも書きましたが、まさに自分自身がその状態でして、1/30に乗った時はワイドボードに対して苦手意識しか残りませんでした。
その後、ナローボードで荷重や上半身の動きなどの基本的動作をしっかり見直して、2/12のあさプラのナイターでワイドボード初滑り、13日の神立で本格的に滑ったのですが、一本目から違和感なく乗ることが出来ました。(その間、一度もワイドボードには乗っていません。)
一本目から普通に乗れるというのは、ナローボードでしっかり基本動作が出来ていれば特別なことでは無いと思います。
ワイドボードに乗ってからナローボードに乗ると乗りやすいという感想を耳にしますが、その場合は基本動作が出来ているか疑問です。逆の場合に同じ感想が言えた時、初めて基本動作を理解したといってもいいと思います。
なんだか説教臭い話しで具体的な事を何一つ言っていませんが(笑)、同じように悩んでいるオーナーの手助けになればと思い書いてみました。(この辺は前回のアンソニさんのインプレを読んだ方が何倍も為になります、というか必ず読むべきです)
では、ワイドボードのインプレッションですが難しいことはかけませんのでご了承下さい。
まず乗ってみて思うのは、乗り手に素直に反応してくれるボードだということ。これは上記で書いたようにしっかりとした基本動作が出来ていることが前提ですが。
ボードが幅広くなったので滑りが安定しました。通常の滑りや不整地はもちろんですが、キッカー(本当に小さいヤツですよ…)を飛ぶ時でもリップを抜ける時に車体が安定しているので以前よりは飛びやすくなりました。
ワイドになった分、ショートターンがし辛くなったように思われるかも知れませんが、こちらも問題ありません。
パウダーは他の方もおっしゃるように確かに滑りやすくなりました。ナローボードよりも明らかにプッシュする回数が減りましたね。
グラトリはワイドボードの方がやりやすくなったように思います。ボードを雪面と平行に保つなどのコントロールが随分楽になりました。特にフェイキーはその安定度を実感出来ます。
マニュアル、バニーホップなどはとてもやりやすくなったのですが、個人的にはもうちょっとリアボードに粘りが欲しいです。これはモトの構造に寄るところも大きいのかな?この辺はアイソレーターで微調整出来ると思います。
リアボードが長くなったせいでリア側を意識してしまいがちですが、フロントボードをしっかり使わないとコーナーで不安定になってしまします。この辺はボクの今後の課題です。
高速性は飛躍的にアップしました。気持ちの良い加速を実感出来ます。それに気がついたのはブレーキングをした時。普通に考えるとナローボードよりブレーキングの性能が上がっているはずですが知らない間にスピードを出していたんですね(笑)。
メーカーは、「高速性能の向上とパウダーでの浮力UPした分、ナローボードよりカービングやハンドルさばきのキレや軽快さが期待出来なくなった」と言っていましたが、メーカーが心配するほど他の性能を犠牲にしているようには感じませんでした。(突き詰めていけばそう感じる時がくるとは思いますが)
ワイドボードに乗り辛いなと感じたら、セッティングを疑うのでは無くまずは自分自身のライディングを見直すのが先かなと思いました。
と言いつつ、今回、今まで一番高くしていたハンドルのポジションを一段低くしました(笑)。理由は高速性がアップしたので重心を低くしたいのと、荷重の際に腰が引けないようにハンドルを低くすればなんとかなるかなという素人考えですが。
以上、ほぼノーマルセッティングで乗ってみたボクの感想とお節介話でした。
ワイドボード、とっても楽しいです!(ルシルミシルのAD堀くん風に)
ゴンドラに乗る際ボードカバーを着けろと言われたらこの方法で行きましょう
ゴンドラのあるスキー場で、フロントボードの先端(正確にはフロントボードのリア側)にボードカバーを掛けろと言われる事がありますよね。
今までのスノーモトではフロントフォークより後ろ側もそれなりにボードの長さがあったので大変な事ではありませんでしたが、スノースクートのボードに似た形状のワイドボードは今までと同じようにはいきません。
ワイドボードはフロントフォークより後ろ側がスノースクートのように短くカバーをかけるには長さが足りなさ過ぎるからです。
そうなると、フロントボードの先端にカバーを掛ける事になるのですが、スノーモトを担いだ時にはフロントボードの先端は地面の方を向いてしまう(というか向けないと危険だし疲れる)のでカバーを掛けてもすぐに落ちてしまいます。(うー文章じゃ分かり辛いですね…。)
以下のリンクにある動画でその解決方法が載っています。スノーモトにも十分応用出来る方法ですので、ワイドボード購入予定の方は是非参考にして頂きたいです。
この方法ならセットに少々時間がかかりますがカバーがずり落ちる事も無いですね。素晴らしいアイデアです。