タカンボースノースクートスノートレイルジャム に参加してきました
SCOOTERS CROSS JAPAN TOUR 2015 の翌日、オープンクラスに参加されていたJykKスノースクートサポートライダー我満隆さんと奥様のなおきさん&岩手から参加されていたお二人と一緒に、富山県タカンボースキー場で開催されていた「タカンボースノースクートスノートレイルジャム」に参加してきました。主催はTOOLATEさんです。
当日スノーモトで参加していたのはボクだけ。
難易度の高いトレイルに戸惑う
上の写真は麓から見上げた構図ですが大まかに言うと、中央に大きな富士山みたいな形のトレイルが4つ、右側にウォールが並ぶという構成です。
ボクの経験ではまず何をしたらいいのかが分からない(笑)。サイドウォールを滑ってみましたが、スピードを乗せられないのと難易度が高いので飛び間違えるとフラット落ちすると判断して中央の山トレイルで遊ぶことにしました。上手い人たちはガンガン壁を攻めていてカッコよかったですね。いつかああいう滑りをしてみたい。
徐々に攻略していく参加者達
難易度の高いトレイルでしたが、上級者でなくても繰り返し遊ぶ内に徐々に攻略していく人が多かったですね。そこはTOOLATEさんの狙い通りか?みんな夢中になって遊んでました。
ボクも最初は怖くて仕方がなかったですが高さにも慣れ前から練習したかったトリックを集中的にやりました。
安定してトリックをメイクする難しさ
1度成功したトリックを安定して決めるのは本当に難しいですね。特に成功するパターンと失敗するパターンをしっかり理解していないと失敗のループにはまります…。
我満さんからアドバイスを貰って理屈を理解しても失敗する自分が情けなくなります…繰り返し練習するしか無いですね。
スノーバイク専用トレイルで集中して練習出来る貴重な機会
こういう「競技」でないイベントでは、カッコよく決めなきゃなんて気負う必要がないので自分の体力と精神力が続く限り練習することが出来ます。ボクもポコジャンでしかやったことがないトリックに挑戦しました。失敗しかしていませんが本当に参加して良かったと思います。
上級者からアドバイスを貰える
前日はわかりませんが、当日はJykKライダーの松山さん、我満さん他、たくさんの上級ライダーが集結していました。
見て勉強になるし、分からないことを聞けばアドバイスも貰えます。そういう機会は中々ありません。今回迷って参加しなかった人は是非次回の参加をお勧めします!
贅沢なトレイルでいい意味で困ったイベントでした
今回はトリック練習を選択しましたが出来れば壁も攻略したかったですね。いつかこういう贅沢なトレイルを余すことなく楽しめるようになりたいです。
滑り手を悩ますくらい多くの選択肢を与えてくれたTOOLATEさんには本当に感謝しています。
設営、運営、本当にお疲れさまでした!
当日の詳しい状況はTOOLATEさんのブログをご覧ください。
TOOLATE SPORTS のブログを見る
栂池高原スキー場で開催された SCOOTERS CROSS JAPAN TOUR 2015 第4戦 に参加してきました
人生初のクロスレース
JykKスノースクートサポートライダー我満隆さんの後押しもあり?、栂池高原スキー場で開催された『SCOOTERS CROSS JAPAN TOUR 2015 第4戦』のビギナークラスに参加してきました。(長くなるのでビギナークラスの話だけ)
ボクのスノーモト歴は9シーズン目だと思いますがクロスレースは未経験です。(でもなぜかフルフェイスとプロテクターは持ってました)
そもそもクロスレースを避けていたのは「痛そう」だから。他人と競うのが好きでないのもそこに集約されますけど自分で自分を痛めつけるのは好きです。面倒臭いヤツですね。
ボクは元々フリーランやフリースタイルの方が好みで競技には興味はありませんでしたが、興味が無いとの避けているのは似ているようで違う?今シーズンは微妙にやる気があるので参加しました。
当日は当たり前ですがスクート一色。スノーモトでの参加はボクだけ。
けどなんでしょうね、口では「スノーモト1人だけだよー」とか言いますが心の中ではもうどうでも良くなってます。
スタートが怖い
初クロスで一番怖いと思ったのはスタートですね。いつもは安全の為、人を避けて滑っているのにクロスは人と並んでスタートするという矛盾(笑)
ビビリなので普段は他の人より余計にスペースをとって滑ってるだけに余計に怖く感じました。
下はビギナークラスのスタート直後の動画(素材提供:TORI)、これを避けるのは至難の業ですが何度見ても笑えます(笑)。
まぁスタートしてしまえば意外と楽しいというか、コース自体は面白い作りなので装備をしっかりしていればビギナーでも楽しめます。
ビギナーがクロスレースを楽しむ&勝つためには
まずは装備をしっかりすること。ヘルメットはもちろん、上半身、下半身のプロテクターなどですね。写真ではわかりませんがウェアの下に上下ハードプロテクターを装着しています。
次に技量を越えるような無茶はしない。無茶すると上の動画みたいになります(笑)
転ばないように堅実に滑ればチャンスはあると思います。ビギナークラスで転ばない人はいません。
ビギナークラス優勝の裏話
冒頭の写真で分かるようにボクはビギナークラスで優勝した訳ですが、ぶっちぎりで優勝とかカッコいい話ではありません。現実は…
1位フィニッシュのはずだった選手が旗門不通過で失格
↓
2位に着けていた選手はゴール前のキッカーの着地で転倒(ワンメイク入れたせいで)
↓
そこに滑り込んだボクがたなぼたで1位
良く言えば…
スタート直後に転んだ選手を華麗にスルー(キリッ!)
↓
スルーし損ねた選手(仮初めの1位でゴール)の旗門不通過を目視で確認(無視決定)(キリリッ!)
↓
2位を走る選手に照準を合わせ抜くチャンスを探って堅実に走った結果1位でゴール!(キリリリッ!)
いやークロスレースって面白いですね(笑)
白熱のオープンクラスのリザルトなどはこちらで確認出来ます。
facebook のフォトライブラリー
写真を撮っていただいた皆様に感謝。オープンクラスの上手い人たちの写真がわんさかありますので是非ご覧ください。
JykK Japan のフォトアルバム 林田さんのフォトアルバム
1月30日に訪れた山形蔵王温泉スキー場での滑走動画&ブログがアップされましたのでご紹介&念願の焼き菓子専門店『焼き菓子しょかん』に行ってきました
はい、今回も手抜き記事です。
夏油高原スキー場の翌日は山形県の山形蔵王温泉スキー場に行ってきました。泊まった宿も素晴らしく最終日も非常に満足出来た一日となりました。
蔵王はまだ2回目ですが樹氷も地蔵もまだ外してないのはラッキーだったと思います。
今回もかじゃさんが渋い動画を作ってくださったのでご覧ください!
スノーバイク G TOUR 2015 山形蔵王温泉編 スノーモト kajavu works
正直、蔵王では上手く乗れませんでした。ボクはやっぱり圧雪が下手くそ。カービングとしっかり向き合ってこなかったツケですね。ヒザも開いて滑りが雑。今まで何を考えて滑ってきたのか不思議なくらいです。
それでも素晴らしい景色と美味しい食事、気の置けない仲間のおかげで蔵王を満喫出来ました。
思い起こせば初めてバースピンをメイクしたのはここ蔵王でした。験が良いので次回訪れるときはテールウィップをメイク出来るかも?(笑)
G-Tour 2015(Day*4)|ゆうこ☆りんの気ままブログ
蔵王での模様をゆうこさんがブログにエントリしてくれました。手抜きが出来るので本当に助かります。
ブログを見る
念願だった焼き菓子専門店『焼き菓子しょかん』へ行ってきました
東北に住んでいた古い友人がたまに長野へ送ってくれたのが山形市にある『焼き菓子しょかん』というお店の焼き菓子でした。あまり食べ物で感動しないボクですがここの焼き菓子は本当に美味しくて大ファンになりました。
2年前にも蔵王に行ったのですがタイミングが合わず。今回念願かなって行くことが出来て本当に良かったです。(店内の様子などはゆうこさんのブログに詳しく書いてあります)
お店のご主人のお話しでは、山形市と松本市は雰囲気が似ているそうでその辺にも何か縁を感じましたね。しょかんのお菓子をボクに教えてくれた友人に感謝です。
滑ったところ
樹氷が見られる国内有数のリゾートスキー場。温泉よし、食事もよし、大人のためのスキー場という印象。
泊まったお宿
おもてなしの心が素晴らしいお宿です。食事も美味しかった。
おすすめの焼き菓子専門店
焼き菓子しょかん(公式HPは無いようです)
山形市内の閑静な住宅街にあるかわいらしい小さなお店です。すべてのお菓子の原材料の産地を明記するなど素材にこだわり抜いた素朴ながらも妥協の無い姿勢が素晴らしいです。
残念ながら通販はされていませんので現地でお買い求めください。
ボクの友人夫婦が営むWEBサイト
木の仕事(木の器を中心とした木工アトリエ)
以前、友人のご主人が『焼き菓子しょかん』のギャラリースペースで作品を展示販売されていました。現在は兵庫県にアトリエを構えていらっしゃいます。
松本市で開催されている、レベルの高いクラフトウェアとして有名なクラフトフェアにも審査通過された職人さんです。
全国のギャラリーやショップで取扱中です。
現在産休で活動休止中ですが奥様(友人)の絵本サイト。独特のタッチと雑然とした中にもしっかりとしたデザイン力が垣間見える作風が素敵です。
1月29日に訪れた夏油高原スキー場での滑走動画&ブログがアップされましたのでご紹介
はい、手抜き記事です。
1月29日に訪れた岩手県の夏油高原スキー場で撮影した動画がYoutubeにアップされましたのでご紹介します。
この日のコンディションは深雪パウダー(と呼んでいいのかな)。適度な斜度、適度なコース長で気持ちよく滑走出来ました。
今回の旅で一番テンションが上がったのはここかもしれません。珍しく体のキレも良かったです。色々課題も見つかりましたがそれ以上に楽しめた良い一日でした。
スノーバイク G TOUR 2015 夏油高原編 スノーモト kajavu works
今回も素敵な動画を作っていただいたかじゃさんに感謝です。
動画を見ると分かりますが、コースも割と広くスピードが出しやすいスキー場でした。Blackmountain Snowscootにも乗りましたが+ALL DAYのおかげもあってか自分のポテンシャルを引き出した滑りが出来た場面が一瞬ありましたね(動画の2:05あたり)。ありゃ良いマシンです。欲しいです。でもワイドステップにしてほしいです。
ゆうこさんは今回の旅で掴んだのか夏油でもEDGEを乗りこなしていますね。羽鳥さんは珍しくスノーモトに乗っていますがこっちの方がキレがあってボクは好きです(笑)。かじゃさんはワイドボードではありませんでしたがそつない滑りがベテランの貫録でしたね。
G-Tour 2015(Day*3)|ゆうこ☆りんの気ままブログ
夏油高原スキー場での様子がゆうこさんのブログにエントリされています。当日の様子がよく分かる内容になっていますので是非読んでみてください。
ブログを見る
滑ったところ
センターハウスも立派でカフェやレストランも充実していました。何といっても岩手の子供たちはノリが良い!将来たくさんのチャラ男が生まれる予感(笑)
ALLDAYボードが大活躍!3年ぶりにスノーモトで青森県の八甲田スキー場へ行ってきましたよ!(動画有り)
1年に1回更新か?というくらい放置していますが今年初エントリです。
2012年に縁あってJykKスノースクートサポートライダーの我満隆さんと一緒に滑った八甲田山へ再び行ってきました。タイトルには八甲田スキー場と書きましたが正確には八甲田ロープウェーかな?
メンバーは前回と同じ気の置けない4人(かじゃさん、ゆうこさん、羽鳥さんとボク)。
平日だったので我満夫妻とは滑ることは出来ませんでしたが、サザエハウスで夕食をご一緒でき楽しい夜を過ごせました。
スノーモトとは違うスノースクートですが、同じハンドル系スポーツ。ためになる話をたくさん聞くことが出来ました。そのことで色々と思うことがありましたがまた後日。
えー何はともあれ動画をごらんください。
スノーバイク G Tour 2015 八甲田編 スノーモト kajavu works
撮影編集してくれたのは Kajavu Works のかじゃさん。いつも素敵な動画をありがとうございます。
パトロールみたいなウェア着てるのがボクです。女性はゆうこさん、少ししか映っていませんが黒いウェアが羽鳥さんです。
一般的なスキー場とはかなり違う雰囲気ですが、視界が悪くても名前の付いているコースであれば比較的斜度も緩いので、誰でも安全に幻想的な雰囲気が楽しめる素晴らしいスキー場です。
2012年の動画(ページ最下部)と比べるとゆうこさんの上達ぶりがよく分かります。恐ろしい子。
ALLDAYでパウダーを楽しく滑れました
ボクは痛板仕様のALLDAY(オールデイ)スノーモトを4ALLさんからレンタルしました。旅の恥は掻き捨てです(痛板批判じゃないですからね)。
ゆうこさんは2015モデルのスノーモトEDGE、羽鳥さんはブラックマウンテン+ALLDAYという特別仕様です。
動画を見ると分かると思いますが、気温の低い八甲田。それほど降りませんでしたが軽い雪が膝丈ほどあるところも多くあります。Flying Fishや来期モデルのPowder Masterが最適なんでしょうが、ALLDAYやEDGEでもストレス無く滑ることが出来ました。個人的には「じゃじゃ馬を乗りこなす操作感」が好きなので、パウダーでもALLDAYくらいの乗り味が好みです。
また動画では結構沈んでいるように見えますが、実際には緩い斜度でもALLDAYはもちろん、EDGEもそれなりの浮力で埋まることはありませんでした。天候を気にせず1本だけ持っていくとしたらALLDAYやEDGEがお勧めですね。
EDGEはボード幅も長さもあるので女性には扱いにくいイメージですが、基礎がしっかり出来ていればゆうこさんのように乗りこなせるはずです。同じようにALLDAYも乗れるはず。
G-Tour 2015 (Day*1)|ゆうこ☆りんの気ままブログ
今シーズンから4ALLのサポートライダーとして活躍しているゆうこさんのブログ。男子顔負けというかその辺の男子なら余裕で負かす実力の持ち主です。
青森での様子を詳しく紹介されていますので是非ご覧ください。
ブログを見る
2012年の動画
協力
痛板ALLDAYスノーモトを貸していただきました。おかげで長野からの荷物が減って助かりました。
滑ったところ
大変お世話になった人
オールラウンドボード「ALL DAY」インプレッション&乗りこなすコツ?
どうも、なんとか生きてます。
今シーズンはThe dayブランドの「ALL DAY」というオールラウンドボードに乗っています。SAIから出ている赤もカッコいいのですが、4ALLオリジナルカラーリングにしました(ボードカバーも付いています)。渋いグリーンがカッコいいですね。
3日間、それぞれ違うシチュエーションで乗ったのでそのインプレッションを書きたいと思います。写真や動画はありません。
前提として、ただの個人の感想である事、セッティングの知識が浅い事、シーズンインしたばかりのなまくらなコンディションで乗ったので激しく突っ込まれると引き篭もります。読み流す程度にしてください。
2011エボリューションボードからALL DAYへ、乗り味はどう変わった?
管理人は、スノーモト初のワイドボードとなった2010-2011エボリューションボードに乗っていました。販売当初、ユーザーからはかなり不評でしたが乗りこなすとかなり面白いボードで3シーズン乗りました。フリースタイルボードと銘打つ通り、グランド、エアー、どちらのトリックでも扱いやすい、カービングもパークも楽しめるボードです。個人的には今でも一番ではないかなと思っています。
ALL DAYを甘くみてた
ここから乗り換えた感想です。フライングフィッシュ以外でALL DAY一番近いのは2010-2011エボリューションボード(ワイドボード)だと思ったので、これまで使っていたトリック用の小さめのハンドルに付け替えて栂池高原スキー場で滑ってみました。ブッシュは標準のアイソレーター&ボルトセットです。コンディションは新雪があまりないけど圧雪直後でも無い中途半端な柔らかさです。分かり辛いですけど何と言えばいいかわかりません。
滑った最初の感想は「想像していたより曲がらない」です。全く曲がらない訳ではありませんが、2010-2011エボリューションボードがちょっと幅広になったくらいに考えていただけに(調子に乗っていた分)結構ショックを受けました。左右のターンの繋ぎがエボリューションワイドボードのように上手くいきません。
原因かなと思ったのは次2つ。交換したハンドルが小さ過ぎる事と貫通式ボルト(標準のスタッドボルト)。
ハンドルに関しては、乗った時の姿勢が前のめりになって最適なポジションが取り辛い事、ハンドル幅が狭く操作し辛い事の2点が気になりました。
標準のアイソレーター&ボルトセットはスタッドボルトとウレタンブッシュ?ですが、そのせいか乗り味がかなり固く感じて上手くボードを切り返せません(昨シーズンまではこの足回りで気持ちよく乗れていました)。この辺は個人の技量にもよると思いますが、管理人はカバーできませんでした。まぁシーズン初日というのもあると思いますが…。ただし、この状態でも新雪っぽい所は気持ちよく乗れます。
この時点でのベストなセッティングは、ノーマルのハンドル(だから同梱されているんですね…)と非貫通ブッシュではないかと考えました。
個人的に非貫通ブッシュは乗り味が柔らかくなるので使わないようにしていました。乗り味が柔らかくなると乗りやすくなる→乗りやすくなると言う事は腕をカバーしてくれる、という思い込みのせいですね。ただ、ここまでボード幅が広いとノーマルブッシュだと結構辛い物があります。ポリシー?を捨て非貫通ブッシュを装備する事にしました。非貫通ブッシュはいくつかのショップから販売されています。(4ALL、ノースポイントなど)
お勧め記事:The dayニューボード “ALL DAY” オススメセッティング講座
セッティングを見直して野沢温泉スキー場へ
ハンドルをノーマルに戻し、アイソレーター&貫通ボルトを非貫通ブッシュに交換して野沢温泉スキー場へ行きました。コンディションは20cmくらいの少し重めの新雪でアイスバーンはほぼ無し。
基本を思い出そう
手始めに長坂ゲレンデのリフト下にあるトレイルっぽい所を流してみました。雪が少ないせいでアップダウンが結構あったのですがボード幅のおかげで安定して滑れます。
さて、問題の左右のターンの切り返しですがこれまでの問題を整理してみます。先ほど曲がらない原因としてハンドルと貫通式ブッシュを上げましたが、道具の前に自分の腕を疑しましょう(笑)。
一般的に曲がらないと言う人は加重がしっかり出来ていない事が多いです。がに股になって外側の足にも加重してしまい、ボードの幅広さもあって車体が倒れ辛くなります。内側に倒れようとする力を無意識の内に外側の足で押し戻していると考えられます。
まずこれを解消すべく、スノーモトの基本に戻って膝を閉じて滑る事にしました(初級・中級者での話でがに股乗り批判ではありませんのであしからず)。これで内足加重をより意識しやすくなりました。
もう一つ、曲がらないと思う時は姿勢が立っている事があります。これまでのスノーモトのボードだとそこまで問題ないと思うのですが、ALL DAYくらいのボード幅になるともう少ししっかりした加重が欲しくなります。ですので普段より意識して腰を落とした低い姿勢を取る方がいいように感じました。
この低い姿勢をとるメリットですが、例えばサンドバックにパンチを打つとします。肘を伸ばしたまま打つパンチと、肘を曲げて伸ばしながら打つパンチ、どちらが強い力を加える事が出来るか想像すると理解してもらえるかもしません。
この2点を意識して滑った結果、前回よりスムーズに自分のタイミングでターンが出来るようになってきました。方向性は間違っていないのではないかな。元々よく走るボードなので高速カービングも気持ちよく出来る日も近い…はずです。
小さな癖を直そう
人の身体は完全な左右対称では無いので、ターンの左右で何かしらの癖が出ます。管理人は右ターンが苦手です。ALL DAYだとその癖が余計に出ているような気がしました。
ALL DAYに乗って日が浅いのですが、右ターンの時にフロントが入り過ぎて転ぶ事が多くなりました。フロントノーズのロッカー形状のせいもあると思いますが、右向きでトラバースするときもフロントに力が入らずやり辛いです。左ターンの時はそれほど苦にはならないので、セッティング云々の前に体をスノーモトに合せた方がよさそうです。
左右のターンの違いを知るにはターン時のフロントボードの動きを見るのが一番手っ取り早いです。まずはここから修正します。管理人の場合は左ターン時はフレームに対してほぼ一直線、右ターン時はやや山側に向いています。この誤差を修正してから体の動きを見直した方がいいように思います。
まだ直しきれていませんが、初めて乗った時よりもフロントボードが原因で転ぶ事は少なくなりました。
後傾で乗る
これは個人差があると思いますが、174cm、60kgの管理人はフロントボードを意識しない乗り方の方が上手く滑れています。これは低姿勢で乗る事がセットです。
後傾で乗る理由ですが、フロントボードのロッカー形状にあるように思います。スノーモトを裏返してフロントボードを手で弾くとその柔らかさがよくわかります。ソリ上がった形状が、先端にかかる力が逃げてしまうのではないかな?
セッティングでフロントを下げぎみにすれば食いつきがよくなると思いますが、パウダーでの乗り味を優先したいのでここは乗り方を変える事で解決することにしました。今後の研究課題ですね。
新雪と柔らかめの不整地は最高に楽しい
ALL DAYの真骨頂と言うのでしょうか、深い新雪は難しい事を考えないでも気持ちよく滑れます。また、野沢温泉スキー場のチャンピオンコースのような深くて雪の柔らかい不整地も安定感が有りました。ただ、チャンピオンコースでは腰を落として乗らないとフロントボードが取られてしまって転んでしまいますね。この辺はボードだけの性能ではどうにもならないので精進します。
パウダーはなかったのでその良さを完全には体感できませんでしたが、パウダーでの滑りも期待できるボードだと実感できました。
ALL DAYで不整地をどうすべるか?
これは完全に個人の考えなので共感してもらえるかはわかりませんが、前から考えている滑り方があります。それはエッジを使わないで滑るということです。
不整地(コブ斜面とは呼べないような凸凹した中途半端な雪面と勝手に定義)って疲れません?無駄に長いし。元々体力が無いので凸凹を押さえつけるようにターンをすると凄く疲れるんですよね…。そこで疲れないように滑るにはどうすればいいかなと考えた時、自分自身の体力増加は見込めないのでターン数を減らすという結論に達しました。
ターン数を減らすと言ってもターンはしなくてはならないし、ターンしないと直滑降になっています。上手く説明できる自信がありませんが、地形を無視してエッジでターンするのではなく地形を利用して向きを変えるという滑り方をすればいいのでは無いかと考えました。実際にエッジを全く使わないわけではありませんが、エッジを意識せずターン時に余計な加重をしないことで体力の消耗を抑えることが出来るしボクには合っているかなと。
これまでのボードでも実践してきましたが、ALL DAYはボード幅があるのでより安定した滑走が出来るはずです。ただ、まだ上手くボードを使いこなせてないので理想とする滑り方には程遠いですが、近い内に木の間隔が狭いコース外滑走などをより楽しめるんではないかと思っています。
完全な圧雪で滑ってみましたよ
3日目は地元朝日村にあるあさひプライムスキー場へ行ってきました。コンディションはオール圧雪です。
これはね、まだまだセッティングの改善の余地有りです。もちろん普通に滑れるんですが、どうしてもエッジの切り替わりと言うかターンを切り替える時に間が出来てしまいます。管理人はこの間がどうしても気になるので非貫通式ブッシュの硬度やリアボードの取付け位置などを工夫してみようと思います。
ソールの性能がいいのかプッシュすればグンっとスピードが増す所もいいですね。正直このボードでカービングがまだ上手くできていないのでそこは次回の課題にします。
総評
たった3回の滑走で総評をするのもどうかと思いますが、ALL DAYはパウダー専用ボードではなくオールラウンドボードであることは間違いないと思います。パウダーでの滑走はまだですが、間違いなく素晴らしい滑りを提供してくれるでしょうし、不整地、圧雪でもその可能性を感じる事が出来ました。ちょっとしたセッティングの違いや乗り方を変えるだけで大きな変化が現れる面白いボードですね。
ボード選びで迷ったら管理人はALL DAYをお勧めします。ただ、中級者・上級者に関わらず経験者の指導(アドバイス)を早めに受けた方がいいですね。ボードが出たばかりなのでユーザーの情報がまだ少なく自力で何とかするのは時間がかかり過ぎますし。面倒な所はすっ飛ばして早く長く楽しむ方が賢いです。
あ、フットストラップの事を書き忘れていましたが、ALL DAYにはあった方がいいなと思いました。乗り慣れたら1回外してまた検証してみます。
出来ればALL DAYを対象とした合宿のような指導会をメーカーやショップでやってもらえると嬉しいですね。
今後試したい事
- ハンドル幅をもう少し狭くする(やっぱりトリックもしたい、トラバースやスライドだけで下る時?にグリップが遠くなってしんどい)
- リアボードを1段短くセットする(圧雪での左右ターンの切り返しに変化が出るかもと期待)
- 非貫通式ブッシュを全部25mm径に交換(同上)
かな。上記のセッティングでもパウダーでの滑りはそれほど犠牲にならないかと思います。自分の理想とするオールラウンドスノーモトに近づけばいいなー。
インプレッションになっていないような気がしますが、最後までお読み頂きありがとうございましたー。
今月末、4ALLの野沢温泉スキー場試乗会に行きますのでALL DAYの方は遊びにきてボクに情報を下さい(笑)
行ってきました!O-air スノースクートキャンプ
先月、愛知のスノーモト乗りGOくんに誘われて、トリを連れてウォータージャンプに初挑戦してきました。(トリとボクは長野在住)
初日は三重のK-air、2日目は大阪のO-airのスクートキャンプと初挑戦にしてなんともハードなスケジュールとなりました。
O-air スノースクートキャンプに参加して
O-airのスノースクートキャンプでは、JykKスノースクートライダーのカズさんに指導して頂きました。
当たり前ですが的確過ぎるアドバイスが本当に勉強になります。基本的なジャンプの姿勢の取り方などしっかり教わる事が出来ました。
トリックの練習となると初めから色々とやりたくなるのですが、効率良くメイクしたいならばしっかりと基礎をやって、メイクに必要な要素を段階的に習得していく事が一番の近道だと思いました。
今シーズンはノーフット、ノーフットからのキャンキャン、そしてテールウィップというステップアップが踏めたらいいなーと考えています。
ムービー
当日の模様をGOくんが編集してくれました。悪天候、少ない素材、大変だったと思いますがカッコいい動画が完成しました。
スクートを貸して頂いたドイさん、O-airで出会ったスクート乗りの皆さん、そしてGOくん、色々とお世話になりました。
出来れば毎年1回はOかKに遠征したいですねー。
長野までの帰路は台風直撃でなかなか大変でした…。
次はこれかなー。11月中に行けたらいいなと。
スノーモトオーナーズサミット02のレポートをアップしました!
行ってきました!4ALLDAY@Mt.乗鞍
3月16-17日にMt.乗鞍で開催されたアウトドアアクティビティショップ4ALLのイベントに参加してきました。(今回はグラトリレッスンを少しだけお手伝い)
その様子はかじゃさんが編集してくださった動画を見れば何も書く事はありません(笑)。ではどうぞ!
画像ギャラリーはこちら。
グラトリ練習でスノーモトとスノースクートの違いを知る
今回、グラトリレッスンを少しやらせてもらったんですが、スノーモトとスノースクートのグラトリはほぼ同じだと思ってました。しかしフェイキー戻りの方法に違いがあることに気がつきました。
スノーモトは基本的なフェイキー戻り方が2つあります。1つはグランド360の延長のような戻り方。ターンに合わせてそのままフロントを谷側に下げる方法ですね。もう一つはスクートでもおなじみのフロントボードを逆に切って雪面に当てて戻るやり方。
スクートでも1つ目のような戻り方が出来ると思ってたんですが実際やってみると出来ませんでした(笑)。重心の位置が違うのか、足のポジションが違うのか、フロントに荷重をかけて下げる事がかなり難しかったです。本当はスクートでも出来るのかもしれませんが修業が足りなかったようです…。スノーモトは非対称でもフロントボードが長いせいか、その長さを利用したトリックがあるような気がします。
たまにスクートに乗っていたので両者に大きな差を感じていませんでしたが、もうちょっとスクートにというかスクートを買った方がいいなと思いました。まぁすぐには買えませんけどね…。
長野県在住のスノーモト乗りが徐々に繋がり出した
この手のイベントで長野県在住の参加者はボク1人というのが多かったんですが、今回は2日間で5人も集まりました。たった5人かよと思われるかもしれませんが、長野県のスノーモト界?にしたら大きな進歩です。
県内在住の方、もしこのブログを見ていたら連絡ください。一緒に滑りましょう!
久しぶり&新しい出会いも
ご無沙汰していた方、連絡をシカトして失礼をしてしまった方、念願かなって会えた方など今回も色んな出会いがありました。主催の4ALLさんには本当に感謝しています。来シーズンも沢山のイベントを開催して欲しいですね。
お勧めブログ
来シーズンは一緒に滑りたいです。
行ってきました!山形蔵王温泉スキー場!
1月29〜31日と小学校の頃にスキーを初めた時から憧れのスキー場だった『山形蔵王温泉スキー場』へ行ってきました!
初日から波乱のスタート!?
今回のメンバーは蔵王歴20年&旅の発起人の『mixiスノーモト東日本』副管理人のかじゃさん、『スノーモト女子部』部長のゆうこさん、副部長のみぃちゃんとボクの4人。
さっそく滑ろうかと思ったら、みぃちゃんのスノーモト&ウェア一式が宿に届いていないというハプニング(笑)。結局お昼近くのスタートとなりました。(移動で疲れていたので逆に休めて良かったです)
蔵王は広い!樹氷も最高!
日本有数のスノーリゾート蔵王、その名に違わず大きなスキー場でテンションが上がります!パウダーには恵まれませんでしたが固過ぎず適度な雪質で気持ちよく滑れました。天気も2日目、3日目と尻上がりに良くなり山頂に上がると風もなく樹氷も凄く奇麗に見ることが出来ました!
子どもには相変わらず人気?のスノーモト!
平日ということもあり、ゲレンデには小学生から中学生まで物凄い数のスキー研修の子どもたちがいました。特に女子から「何あれ!やってみたい!」という声が多かったのが印象的でしたね。お家に帰ってお父さんにおねだりしてくれたらいいなー(笑)。
数人のボーダーの方にも話しかけられましたが蔵王ではまだまだ珍しいんですね。レンタルがあればやりたいという人が多かったです。
肝心の滑りは?
今シーズン初めてのプライベートな長旅でしたのですこし考えて滑ってみました。
スピードを出来るだけ殺さないで急な斜面を滑るということは以前からの課題でしたが、自分なりに少しずつ出来るようになっている感じ。ただ、スピードがまだ恐いのか手に力が入っているのでもっとリラックスして滑れるようになりたいですね。
ただカービングだけはどうしたらいいのかよくわかりません(笑)。相変わらず左右のバランスが悪い…。楽しく乗れればいいやと思っていますがもうちょっとなんとかしたいところ。
一番の収穫は昨シーズンから練習していたバースピンが出来たことですね。地道にやればいつかは出来るみたいです(笑)。次はテールウィップやるぞ!
女子必見!スノーモトムービー at 蔵王温泉スキー場
かじゃさんが頑張って動画を作ってくれました!上手い女性ライダーが2人も滑っていますので、特に女性の方には参考にしてもらいたいですね。メーカーブログでも紹介されました。
News & Products: スタッフダイアリー/SAI SPORTS[株式会社エス・エイ・アイ]
画像など
相変わらずほとんど写真を撮っていませんが頂いたものなどを掲載しておきます。
景色、ゲレンデ、温泉、地元の食、どれをとっても大満足な旅でした。かじゃさん、誘ってくれてありがとうございました!
えー、メンバーには言っていませんが蔵王から戻ったボクの車は長距離走行がたたったのか病院送りになりました。戻ってこれたのが奇跡(笑)。