新登場のワイドボードを大解剖!スノーモト’11モデル情報 #6
SAIの公式サイトに2011モデルのA28EVOWIDEに搭載予定のワイドボードに関する詳しい情報が掲載されています。
SAISPORTS Event & News: New WIDE BORAD
以下公式サイトより転載。
前回のエントリーに続き、今回は「10/11A28EVOLUTION WIDE」に装着される、ワイドボードについてご紹介致します。まずビックリされた方もたくさんいらっしゃると思いますが、今シーズンのEVOに装着するボードは今ままでの「ナローボード」と違い、日本メーカー製造の「ワイドボード」が装着されます。
皆さんが一番気になる乗り味はいかに?
1.深雪での浮力向上と高速時の安定性の向上化を実現しました。
2.浮力UPにより雪の抵抗を軽減することでスピードダウンを減少。滑走限界が向上化しました。
3.ライディングポジション及び操作感は、従来のスノーモトと同様にステップへの加重によるターンをおこなうこと ができ、上半身(特に腕)への負担が非常に少ないライデイングを可能しました。ボードデザインは、数度の変更と試行錯誤のうえ”オールドスクール”なデザインに決定!
トップサイドのグラフィックには派手さはありませんが、ブラックベースにMW(メタルワークス)の文字をあしらい”大人の男”を思わせるシンプルデザインにしました。
ボードシェープはほぼストレートラインにリアサイドはソフトスワローテール。よくあるもたつき感もなく見た目以上に「カービング」が堪能出来ます。そして、ボードの心臓部でもあるソールにはISO7500を使用。さらに、ストラクチャーを標準化しひとつ上のライディングが楽しめるようになりました。また、スノーモトの特徴のひとつとして、フレームとボードの取付けるためのトラック(脚)がありますが、これについてもローダウンとワイド化しました。
その他、細部に渡り改善と改良をおこなっていますが、これについてはまたの機会にお知らせ致します。
だそうです。確かにこのデザインは驚きましたね。特にフロントの先端の形状は好みが別れるところかも。スノーボードなどにこういうデザインのボードがあるんですかね?トップサイドのデザインは前シーズンのものよりいいかも。ソール材はブラックかな?
ボードシェイプはほぼストレートですね。ボードが非対称になったことによる変更でしょうか?この辺はやっぱり乗らないとよくわかりませんね。スワローテール(リアボードの後ろ側中央付近を写真のようにカットした形状)にしたのはパウダー対策ですね。テールが沈めばフロントがあがると解釈していますが、画像にあるくらいの緩いスリットでどれほどの効果があるかはわかりません。使用が限定されるよりこれくらいの方がいいのかも。
ソールにはISO7500とありますが、この辺よくわからないのでちょっと調べてみました。
上記のリンクだけでは不足ですが、ソールの滑走性能はポリエチレン系?の分子量に比例するようで数字が高いほどよいようです。数字以外にも色んなバランスがあるようで一概に数字だけでは語れる事ではないようですが。
今回のボードはISO7500(分子量約800万?)とありますから製造方法はシンタードでしょうか?いずれにせよ昨シーズンのボードよりも数字的な性能は上がっているようです。(P-TEX4000相当と考えていいのかな? )
トラック、フロントフォークの詳細も楽しみですね。